セラピールームも整ったので自宅セラピーも開始。
妻は生活の中では意識してくれているとのことだけど、
時間をとってやるのは初めて。

DVDと本を参考に、
東京ABA発達支援協会でやっていることの復習も交えてやることを決めた。

- すわって
- 手はおひざ
- いれて
- あわせて【四角い積み木】
- ちょうだい

妻が夕飯の片付けをしている間に。お風呂に入るまでの訳一時間。強化子は、きざんで小さくしたグミ。グミは普段与えないけど大好き。

娘はリビングで遊んでてって言ったのだけど
「いっしょにお勉強する!」と聞かないので
娘も一緒にセラピールームへ。
お姉ちゃんと言ってもまだまだ四歳、ほおっておけるわけもなし。
娘がたっくんに過度に介入しないように、
時計の教育オモチャとひらがなの課題を準備。

セラピーを開始、
娘は時計を読むのから。
たっくんはすわってから。

【すわって】と【ちょうだい】はすぐ出来る。汎化問題なし。
すぐに立ち上がるので、おすわり継続を重視した。
娘の動作や言葉に気が行くとすぐ立ち上がるが、立ち上がるたびに座ってといって座らせた。毎回だったのが後半は減ってきた。
途中から、【手はおひざ】をすわっての後にいれた。
これは初めてだったのに、後半は出来るようになってきた。

【いれて】を最初に。これも初めて。
フルプロンプトから開始したのに、
五回くらいでほぼ出来るようになり、
後半はプロンプトも必要なくなった。
グミのチカラ恐るべし。

一方【あわせて】は苦戦。
四角いブロックを重ねる課題だが、
ブロックを見ると色々して遊ぼうとしてしまう。
重ねる先が一つの時はすぐ出来たが、
形の違うブロックを並べると全部積み重ねる。
どう教えたらいいか考えよう。スモールステップスモールステップ。

最初の自宅セラピーは概ね良好にスタートしたと思う。たぶん。
娘は【お勉強の時間】と呼ぶように定着したみたい。それでいいや。

今日の反省。
コマンドを繰り返し言ってしまうのを、やめるよう気をつけよう。
立ち上がったり、良くない行動をした時に、たっくんと思わす言ってしまうのをやめないと良くない気がする。
上手いスルー力を身につけないと、二人いたらいっぱいいっぱいになる。落ち着いて臨む。

たっくん、
最初はセラピールームに無理やり連れてこられたっ!と嫌がって、
何度か脱走を図ったけど、
出来たらグミ貰えると理解した途端に脱走しなくなった。
コマンドの間が空くとすぐに【ちょうだい】していたので、
出来たらあげるのルールを守るのに、
【手はおひざ】が早く出来るようになったのはよかった。

娘は合間に、
時計読みと、ひらがな読み。
パパとお勉強したというだけで結構満足げ。なんて可愛い子だ。

お風呂の時間で【おしまい】する。
【お片付け】はまだフルプロンプト。
二人ともまだやりたいと駄々をこねて、
たっくんは部屋から連れ出そうとすると泣き始めた。
楽しい時間と認識してくれてよかった。

今度は日曜日朝に私がまたセラピー。
当面の目標は、継続座ってと、おいでができること、名前を呼ばれて、呼ばれたコトを認識できることだ。